自分もActive Desktopをいろいろ使い倒していた人間で、ADが終了してVista/7のガジェットも大好きだったので、8.1を使っている現在もRainmeterでいろいろ遊んでいます。そんな人ですから当然迷わず購入しました。
いや、なかなか楽しいですね。当然当時(Active Desktop)からは格段に処理速度の上がったコンピュータ達が対象ですから、動画をぶん回しても大して影響が出ないのがいいですね。Steamの目玉であるWorkshopも効果的に機能し、(権利的にグレーというかブラックなものが多々混じっているとはいえ)楽しく壁紙を選ぶことができます。
で、家のデスクトップはWallpaper Engine×Rainmeterでほぼ理想型になったわけですが(あとはこれが丸ごとARになれば私の理想そのものですが)、持ち運び用のMacBook Airも何かやりたくなるのが人情というもの。
macはできるだけ綺麗なままで使っていこうと決心したものの、できることならちょっとくらい遊んでみたい。というわけで、macでもWallpaper Engineに近い環境を整えてみよう、というのが今回のエントリです。
使用するソフトはGeektool(https://www.tynsoe.org/v2/geektool/)。感覚的にはかなりActive Desktopです。それの強化版といったところでしょうか。
shellやhtmlページをそのままmacのデスクトップに付箋のように貼り付けることができるというものです。
当然、htmlをまんま貼り付けて動かせるわけですから、何を貼ってもいいわけですが、今回はwallpaper Engineに端を発してエントリにしたわけですから、動画を貼り付けてみましょう。
一昔前なら動画を貼り付けるなんてflashを使うだとかで、いろいろ面倒だったものですが、今や管理性を無視できるローカルで動かすのに最適な方法があります。ご存じHTML5です。
html5は標準でビデオの再生に対応していますから、videoのタグでローカルの動画ファイルのパスを指定するなり、オンライン前提ならオンラインの動画ファイルのパスを指定するなりすれば、万事解決してしまいます。
中央上が動画の枠です。今回はネイティブサイズでそのまま流していますが、フルスクリーンのオプションを記述すれば簡単にフルスクリーン化でき、ちょうどWallpaper Engineの動画壁紙のようになります。
ソースコードは非常に単純で、<html>などおまじないを除けば
<video src="動画ファイルのパス" autoplay loop></video>
だけです。
オプションとしてautoplayとloopをつけているのは、コントロール部分を表示せず、自動で始まって、勝手に繰り返してくれるのが壁紙動画としてはありがたいからです。
以上、いとも簡単にmacで動画壁紙を実現してしまいました。そういえば松の内の二倍過ぎましたが、あけましておめでとうございます。よいお年を。