今日のネタは「Detekt」。Detkitとはなんぞや、と思うことでしょう。そんなに有名なツールではないですし、全員に必要な、有用なツールとも言えないものですので、当然っちゃあ当然です。まぁ、自分もいつかDetektが必要な人間になってみたいものですね。
というのも、Detektとは、現代版パノプティコンなインターネットによる、各国政府によるスパイウェアを用いた監視社会に対抗するために生まれたソフトであるからです。
昨今、スノーデン氏(個人的に尊敬)がWikilreaksで話題になっているように、アメリカ合衆国や中国政府を筆頭として、各国政府が各国民や他国民ですら監視している社会になってしまっていることが背景にあります。 自分としては、例えばGoogleやMozilla、Baidu、MicrosoftにApple、などといった企業に個人の趣味嗜好を検索結果から推定され、トラッキング広告を打ってきたりするのはなんとも思っていません。むしろ、検索している横の広告で「ガチムチ」なアニキが踊るより可愛い女の子に踊っていて欲しいですからねw
ですが、こんな風に「トラッキングしてるよ!広告に使うからね!」と言って、ちゃんと使用する前に契約を締結しているGoogle等の企業に対し、なんの通告もなく、パノプティコンする国家はまったくもって許せない。自分は割と自分のことを他人に知ってもらうことは好きな性質なので、国勢調査みたいな感じで国から「ある程度の情報トラッキングするよ!今回もらった情報はこんなかんじだよ!」って見せてくれれば、言ってくれればいいんですけど、国民に黙って持って行かないでほしいもの。
なので、自分もまぁ国からすれば自分なんてどーでもいいんでしょうが、一ブロガーとしてこのツールを皆さんに知ってもらって、このポストを見た人が使って、広まってすこしでも役に立てればいいなー、とか考えます。
では、実際にインストールなどの話。
Detekt公式サイト に飛んで、タブ右のDownloadをクリック。
GitHubに飛ぶので、Windowsだとして、exeを選択しダウンロード。あとは実行するだけ。
すると、このような画面になります。警告してきているのは、オフラインにせよ、とのこと。やはり、スパイウェアを作った側としてはDetektを検知したら何か対策をしてくるでしょうしね、切った方がいいのでしょう。ちなみに、管理者権限が必要なので、右クリック→管理者で実行 で起動してくださいね。
終了すると、このような画面になる……ことをお祈りします。これは、スパイウェアが検知されなかったことを示しています。もし、検知された場合は警告とともに、信頼できる相談者の連絡先が表示されます。公開鍵付きですので、セキュアに相談ができるようです。
以上、∫ignussが国にとって監視対象になどならない小人物だという証明を晒したところで、今日は脱稿します。
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